猫を飼うなら知っておきたい
気を付けたい事。困り事。
🐟 猫と暮らす上で気を付けたいポイント【住環境】
『マンションでの飼い方』
マンションで猫を飼うときに何よりも注意しなければいけないのは、近隣住民へ迷惑をかけない事。たとえば、部屋の中に毛が落ちるからといって、ベランダでブラッシングするのはやめた方が良いです。また、猫は基本的に夜行性なので、夜中に元気よく駆け回ることがあります。下層階に住人がいる場合は、騒音問題にならないように工夫をすることが大事です。脱走にも注意が必要です。玄関に脱走防止のゲートを置いたり、ベランダのサッシを全開するときはケージに入れてあげるなど、外に出ないように飼い主が気をつけてあげるようにしましょう。
『一人暮らしでの飼い方』
一人暮らしの方が猫を飼う場合、仕事や通学のために猫だけで留守番をさせる機会が多いかもしれませんが、その際は猫が留守番中に事故などに合わないように気をつけましょう。猫は好奇心が強く、悪気はなくても危険な場所に近寄ったり、触れてはいけないものにイタズラをする事もあります。猫だけを置いて家を空ける際は、近寄ってほしくない場所はドアを締めきったり柵を立てたり、誤飲や怪我につながりそうなものは出しっぱなしにせず猫の手の届かない場所にしまうなど、工夫してあげると良いです。
🐟 猫を飼って困ったこと
猫の飼い主にとっての困り事といえば、家具や壁で爪とぎをしてしまう問題が1番にあげられるでしょう。ただ、個体差があるので、市販の爪とぎにしか興味を示さない子もいます。※爪とぎについては、前述したので、ここでは省きます。もうひとつの困り事は、洋服に抜け毛がついてしまうことです。長毛種で、毛色が白色の猫の場合は、特に目立ちます。抜け毛対策としては、こまめにブラッシングをしてあげることが大事です。それでも抜け毛がまったくなくなることはないので、「コロコロ」を常備して、飼い主自身がこまめに抜け毛を取るようにするのが一番の得策でしょう。玄関に置くと便利ですよ♪
🐟 こんな時は病院へ
一緒に暮らしている猫の健康状態を見ることができるのは飼い主だけです。ブラッシングをしているとき、一緒に遊んでいるときなどに身体を触って、「しこり」がないか、痛がるところはないかなど、よく観察してあげましょう。日頃からおしっこやうんちの状態を観察することもとても大切な事です。いつもと違って元気がない、食欲がない、おしっこやうんちの出がいつもと違うなど、「おかしい」と思ったら、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。
🐟 病気になる前に。
病気は、いつわが子の身にふりかかるかわかりません。万が一、病気になってしまっても、納得のいく治療をしてあげるために、ペット保険への加入を検討してみるのもよいかもしれません。
猫の飼い方ガイド 完