アーカイブの記事一覧

阿蘇米本学園 校歌制定記念式典

10月31日阿蘇米本学園の校歌が発表される式典が行われました。式典前、来賓や報道陣に、5年生の生徒さんから自分たちで収穫したお米をプレゼントされるサプライズがありました。校歌の作曲は、同学園生徒のお父様で、現在ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院教授のステファノ・マストランジェロさんです。人生の階段を上がる一歩を踏み出す勇気と元気をくれる校歌にしたそうです。1~9年生の全生徒で合唱するのは二回目とのことでしたが、素晴らしい合唱でした。これから歌い継がれる校歌の完成を皆さんが喜ばれている様子でした。

今年四月開校した小中一貫校の千葉県八千代市立阿蘇米本学園(同市米本)で校歌の制定記念式典が催された。校歌は歌詞を児童生徒から募集し、イタリア人音楽家が作曲。式典にはこの音楽家も駆け付け、児童らの歌声を聴いて「感動した。涙が出た」と話した。阿蘇米本学園は人口減少などにより、市北東部にあった阿蘇小、米本小、米本南小と阿蘇中の四校が統合。同市初の義務教育学校として開校した。一〜六年と特別支援学級の児童数は現在、三百四十五人。七〜九年と特別支援学級の生徒数は百四十七人。
ステーファノ・マストランジェロさん

ステーファノ・マストランジェロさん

校歌は、統合前の四校の音楽担当教諭が児童生徒から詞を募って作成。主にイタリアで活動する音楽家ステーファノ・マストランジェロさん(67)は、在校生に息子がおり、学園には知人の教諭もいることから、作曲を引き受けたという。記念式典は十月三十一日、体育館で行われ、学園生活の様子を収めたビデオ上映、服部友則市長ら来賓の祝辞に続き、全校児童らが校歌を合唱。ステージに招かれたステーファノさんは、市イメージキャラクター「やっち」の縫いぐるみを手にしながら、「やっちのように、皆さんが笑顔でいてほしい」と児童に語りかけた。ステーファノさんはローマにある音楽院の元教授。ホルン奏者、指揮者などとして活躍している。式典後の取材に、作曲では「彼ら(児童生徒)の心に感じるような曲にすることが大切だと思った。音楽が彼らのエネルギーにならないといけないから」などと語った。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次